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2010年ほぼ映画総括、森本アリ編
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いやー遅くなりすぎましたが、2010年「ほぼ映画総括」森本アリ編

映画108本 ビデオ50本 音楽ライブ85本 ダンス4本 演劇1本
グ邸ライブと自分ライブが多かったのでライブ鑑賞が多いですね。
今年は子育てで随分と減っています。


【ベスト3】

サイタマノラッパー2(入江悠)
僕のエリ 200歳の少女(トーマス・アルフレッドソン)
第9地区(ニール・ブロンカンプ)

入江悠さん3も期待してます。かまってちゃんもすごく良かった!
SR2のアルバムも愛聴しています。
邦題が最低の「僕のエリ」ラブストーリーとして素晴らしいのと、
アクションや流血シーンの静かさが異様で美しい。
「第9地区」は1年に1度は観たい、元気が出るけど深い映画です。

■【次点】■

【ハリウッド及びアメリカ及びカナダ】

・マチェーテ
・バッド・リューテナント
・ベスト・キッド
・ナイト&デイ
・マイレージ・マイライフ
・フローズン・リバー


最高の娯楽大作なのだけど、ラストがこじんまり?
非道なんやけど、底が抜けてて、恐るべし、怪作。
ジェイデン・スミスもジャッキーもなんでやろ、良かった。
トム・クルーズ、セルフパロディ恐ろし、尊敬。
いっぱいある感じやけど、うーん、こういう教訓は好き。
実はすごくいいので必見じゃないかな。

【韓国】

・渇き
・息もできない


女性の扱いがだいぶ引っかかるのが韓国映画なのですが、
そのぶん強い女性にしびれるのも韓国映画です。
今年ですが「ソウルのバングラデッシュ人」という
まんまな映画を観ました、強い女子キャラがまぶしかったです。必見。

【日本】

・川の底からこんにちわ
・アウトレイジ
・十三人の刺客


やれば出来るじゃないか!(いろんな意味で3作とも)
上から目線でこんにちわ。

【ヨーロッパ】

・リトル・ランボーズ

ぼくは大好きです。映画って本当にいいもんですねと思う。
監督の想いが良く伝わる。レコードプレーヤーを焼かれる
のが2010年の一番悲しいシーン。
スパイク・ジョンズの「かいじゅう・・・」がある意味同じ映画かもしれないのだけど、僕は「かいじゅう・・・」はだめでした。

【ドキュメンタリー】

・アンヴィル
・アルゼンチンタンゴ/ 伝説のマエストロたち


どちらも、号泣ものです。タンゴ:オラシオ・サルガン
が素晴らしかったです。


【監督賞】

・ニール・ブロンカンプ(第9地区)
・ヴェルナー・ヘルツォーク(バッド・リューテナント)

ブロンカンプ冴えてます。次回作楽しみ。
ヘルツォーク狂ってます。個人的にはオリジナルより
ヘルツォーク版の方が好き。

【撮影賞】

・ユン・チョンホ(息もできない)

監督ヤン・イクチュンが「シバラマー」とカメラマンのことも
蹴飛ばしながら撮らせたのかもですが、閉塞感とか奥行きのなさ
が映像で良く表現出来ていたと思う。

【男優賞】

・ニコラス・ケイジ(バッド・リューテナント)

ニコラス・ケイジが好きになるなんて!キック・アスやら磨きがかかってますね。

【女優賞】

・ヘザー・グラハム(ハングオーバー!)
・キム・コッピ(息もできない)

「ソラニン」でバンド始めてからの宮崎あおいもすごく良かったと思います。

【勝手に17才3部作が良かったで賞】

・武士道シクスティーン
・17才の肖像
・プレシャス


爽やか、華やか、青春!だけではなく
「プレシャス」は2010年で一番怖かった映画です。ほんとにおそろしい。

【エンディングだけで許してしまうで賞】

・私の優しくない先輩

「インランド・エンパイア」現象と僕は呼んでますが
終わりよければ全て良しと許されることはたまにある。
「マジで恋する5秒前」が楽しすぎました。
本編にもうちょっとミュージカルが欲しかった!

【主演2人以外の俳優の演技がすごかった気がするで賞】

・悪人(李相日)

映画自体は主演2人の重苦しさが面倒くさいですが、
一瞬で場をさらう芸達者が多かったと思います。

【特集など】

マキノ雅弘特集
ヴィタル・カネフスキー特集

マキノは多すぎるので、7本見るにとどまりましたが楽しかったなあ
初期が傑作目白押し。カネフスキーも3部作を一気に観られるのは
至上の喜びでした。

【リバイバル上映】

・海の沈黙(ジャン=ピエール・メルヴィル1947)
・ビックヒート・復讐は俺に任せろ(フリッツ・ラング1953)

神戸映画資料館が毎月少しづつフリッツ・ラング特集をしてました。
週末はグ邸から出れないことが多いのでなかなか行けませんが・・・
皆さん行ってください!

【ビデオで観た見逃してた良かったもの】

・フォー・ブラザーズ(ジョン・シングルトン)
・96時間(ピエール・モレル)

いずれも香港映画に通じる面白さ。限度を超えてたり、勢いがありすぎたり
飛躍したり、ダサかっこ良かったり。その後、シングルトン特集が我が家では
組まれました。

【BOMB!】

・雷桜(廣木隆一)
・鉄男THE BULLET MAN(塚本晋也)
・行きずりの街(坂本順治)
・黒く濁る村(カン・ウソク)
・NINE(ロブ・マーシャル)
・ラブリー・ボーン(ピーター・ジャクソン)

少なからずもちょっと期待してしまったりもして
あえなく沈没ものです。

【映画以外】

・いつも通り、「松山大学」の夏の作品、定期公演、共に素晴らしかった。
世の中のダンス好きは「松山大学」を見なくちゃならない。

【音楽】

・「ECDPOPO」@グ邸(SHOS)ECDの言葉がしみてしみて。
・「青木まり子」@グ邸、そつのない演奏だったのですが、
なんというかテレビを観てるような、うた、演奏、バランスやら完璧。
・「片想い」@グ邸(ホープ軒)自分やら三田村に方向性が似てて強く共感。
・「Baleine3000」@グ邸、それぞれのソロセットも含めおもしろかった。
・「三田村管打団?と豊島の人たち」瀬戸内国際芸術祭最終日@豊島・島キッチン
手前味噌ですが、雨の中での大合唱は忘れません。終わって2週間はふと立ち止まるとその時の事と島のことを考えていた。

【アルバム】

・「アルゼンチンタンゴ/ 伝説のマエストロたち」OST
・「ECDPOPO」ECDPOPO

えええ、そんなことでいいのか、色々あるようで思いつきません。
今年は、すでに口ロロ「CD」、かえる目「拝借」、ほかにもいくつもあるのだけど。
by alimylove | 2011-07-19 00:40 | 映画
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