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コンスタンチン/バッド・エデュケーション
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5月1日(日)ふと、気づいたら、結婚4周年+映画の日だ、と「コンスタンチン」と「バッドエデュケーション」の2本の映画をハシゴ。
 「コンスタンチン」(監)フランシス・ローレンス、良くも悪くもあまり説明的じゃなく、子供でも楽しめる、映画の日に楽しむのに最適。僕は好きです、天国とか地獄とかオカルトな設定とか。
最近、不良天使/神/物が結構あるね、ケヴィン・スミスの「ドグマ」が秀逸だけど、「ブルース・オールマイティー」(薄い!)、「エンジェルス・イン・アメリカ」(アメドラ、妻けっこう絶賛、僕、未見)とか...。デレク・ジャーマン映画のミューズ、ティルダ・スウィントンが久し振りに観れてうれしい。珍しく、ハリウッド喫煙推奨映画?と思いながら、最後にガムを噛むキアヌ・リーブスに、これはプロデューサーに無理やり入れさされたカットでは?と思わせる。
 「バッド・エデュケーション」(監)ペドロ・アルモドバル、僕の2003年最高「トーク・トゥ・ハー」(と、「藍色夏恋」の2作)で、過去のアルモドバルからは考えられない洗練と深さを魅せつけられたのだけど、半自伝的で男色な今作は?前作の脚本マジックはないものの、快作。
「バッド・エデュケーション~神父の背徳」「バッド・エデュケーション~淫ら、少年狩り」とかそんな副題付きでゲイポルノにしてもっとエグくして欲しいような。高校生の思春期に観たアルモドバルの「欲望の法則」に当時衝撃を受けたものには、ちょっと物足りないかな。職を辞した後の神父の独白がグッときます。あと最後に「パッションを持って映画を製作し続けた」の1文が迫ってくるのが迫力。クリスチャンな2本だったなあ。
by alimylove | 2005-05-04 10:23 | 映画
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