2017年 04月 30日 ( 1 )
『2016年|森本アリ|極私的ほぼ映画ベスト』
b0057887_18195822.jpg

もう5月このタイミングも何もあったもんじゃありませんが唐突にやります!

『2016年|森本アリ|極私的ほぼ映画ベスト』
映画:101本 ビデオ:30本 ライブ:100本ぐらい

《ベスト|映画》

ディーパンの闘い
ハドソン川の奇跡
この世界の片隅で

ちょっとひねりがないくらいのベスト3作。巨匠・名匠・これからもついていきます。「ディーパンの闘い」のリアリティと緊張感。「ハドソン川の奇跡」挟み込む本筋絡まない些細な事柄を重ねることで物語や人物に深みを持たせる。「この世界の片隅で」楽しゅうて面白うて悲しゅうて素晴らしい。

オデッセイ
マイ・ファニー・レディ
エブリバディ・ウォンツ・サム

「オデッセイ」の逆境スーパーポジティブネスは人生の指針。これがリドリースコットによるっちゅうのもすばらしいですね。「マイ・ファニー・レディ」ボグダノヴィッチ監督と親子のように仲が良さそうなオーウェン・ウィルソンとイモージェン・プーツ、ドタバタコメディというのか?ウェルメイドな群像劇。「エブリバディ・ウォンツ・サム」青春群像の類では誰にもできない職人芸。

b0057887_1824247.jpg

《ホラーが当たり年》

・クリーピー
・貞子 vs 伽椰子 4DX
・死霊館 エンフィールド事件
・残穢(ざんえ)住んではいけない部屋

どれもめっちゃおもしろい。「貞子 vs 伽椰子 4DX」はたまたま間違って4DX上映鑑賞だったのだけど右肩を柔らかくコンっと叩かれたのはびびった。中高生も大勢グループで来ててギャーギャー言ったり、完全に顔覆って観てたりして、なんか見世物小屋的な映画の原点回帰な体験だと思ってしまった。

b0057887_18284733.jpg


・グランド・ジョー
・グランド・フィナーレ


バッド・ルーテナントのリメイクをヘルツォークが手がけニコラス・ケイジが主演というインテリな遊びの変化球が素晴らしかった(元:アベル・フェラーラ|ハーヴェイ・カイテル)数年前からニコラス・ケイジがが好きだ。グランド・ジョーも含めちょっとダメな南部男なニコラス・ケイジが絶品。出てくるキャラクター&設定のどん底感もすごい。グランド・フィナーレは私も、もうおっさん目線の人生を生きているだなあとつくづく実感。ハリウッドキャストの違和感もそのまま茶化して、たのしくてしょうがないイタリア映画。

《きらいになれない》

・溺れるナイフ

ああ、なんだろう、つたなさ、だささ、ドラマのしょぼさ・・・そんないろんなことを大目にみてしまう映画的映画だと思うのです。映画が踊る|映画が走る。「5つ数えれば君の夢」もそうでした。新作が楽しみです。
b0057887_18533412.jpg

《ドキュメンタリー》

・ロイヤル・コンセルトヘボウオーケストラがやって来る
・さとにきたらええやん
・二人の桃源郷

コンセルトヘボウ自体ではなく周辺を浮かび上がらせて対象が見えてくるとても特殊な作り。飛行場でのソウェト・マリンバ・ユース・オーケストラの子供達によるコンセルトヘボへの歓迎演奏が僕にとっての映画内の最大のハイライトであったり、ブブエノスアイレスのタクシー運転手のインタビューが最高だったり、ロイヤル・コンセルトヘボウオーケストラが関係なくなる。懐が深いわ。
「さとにきたらええやん」は多くの人に見て欲しい近くで起こってること。組織も団体も会社も一人の素晴らしい個人の人間力で成り立ってる。

《監督賞》

・ジャック・オーディアール(ディーパンの戦い)

「真夜中のピアニスト」「預言者」「君と歩く世界」
ドラマの構築、人のたくましさと業の深さとその先の行動力にやられっぱなしです。

《女優賞》

・のん(声:この世界の片隅で)

説明できませんね、この存在感と一体感。

《男優賞》

・アントニーターサン・ジェスターサン(ディーパンの闘い)

スリランカ内戦の元兵士で、フランスに亡命後に作家として活動、今作で演技に初挑戦。そんな実体験が顔に刻まれてるからな、演技には到底見えない。

《ビデオ&過去作リバイバル》

・光陰的故事
・冬冬の夏休み
・チャンドラムキ 踊るアメリカ帰りのゴーストバスター


エドワード・ヤンの処女作&友人たち+名作の2作。しっかり空気も封じ込められてる。スーパースターラジニカーント映画は友人の小さなインド祭りの為に一番いい加減そうなのをと思ったらやっぱりいい加減すぎて、なんじゃこの余裕、深いぜ、いや全然深くない!でも豊かだぜ。数人でワイワイツッコミながらいい加減に観れる楽しさ。

《BOMB!!!》

・ジョーの明日 辰吉丈一郎との20年
・ロブスター
・マジカルガール


面白そうで期待値も高く非常に残念だった映画です。

《まとめ》

・今年2017はすでに韓国映画のおもしろいのがいっぱい見れたが
2016年は香港・韓国(かなり観たのに)印象に残らず残念!

《ライブ+》

・こんがり音楽祭(スチャダラパー|トクマルシューゴ|オシリペンペンズ|赤犬
|DODDODO|neco眠る|二階堂和美)(5/7|大阪城野外音楽堂)
・The Magnetic Eagle(9/1グ)
・ASA-CHANG&巡礼(10/24グ)
・ちんどん通信社年末興行(12/28飛田OS劇場)

・おまつとまさる氏(2/28グ)|向井山朋子(4/3グ)|テニスコーツと音遊びの会のこどもたち(5/29)カルメンマキ&内橋和久(9/12グ)|ヒゲの未亡人(11/21グ)|YTAMO(12/16)

・最近何聴|0からのラップ講座|ちいきいと
などの講座枠やイベントがコンサートより面白い!

・ヨーロッパ企画第35回公演「来てけつかるべき新世界」 (10/11|ABCホール)
ひさしぶりのヨーロッパ企画は大当たり、鑑賞後の入った串カツ屋がパラレルワールド感満載忘れられぬ夜に(笑)

『森本万紀子版』

・ディーパンの戦い
・エブリバディ・ウォンツ・サム
・この世界の片隅に

・ボーダーライン
・オデッセイ
・ヘイル・シーザー
・ゴーストバスターズ
・Song of The Sea
・スタートレック・ビヨンド
・シン・ゴジラ
・トリプル・ナイン

b0057887_18332766.jpg

[PR]
by alimylove | 2017-04-30 18:38 | 映画 | Comments(0)