7月29日(金)仕事の合間に今日から3日間に渡って行われる第18回目のこの大会へ。
元々は楽しいダンス基礎知識の名著「西麻布ダンス教室」のリーダー桜井圭介が審査員として大会に参加し「面白い!」と言っていたので、妻と2人で行ったのが3年前。 玉石混合の上、6分刻みに20作品以上を続けてみたりするので、相当頭が可笑しくなったりするのだけど、どーでもいいことを高校生達がやってると感動したりするんです。 同じ事を大学生がやるとダサくて悲しくなるんです。元気!勇気!ポンポポッポポンキッキース。でまあ、モダン/ジャズ/ヒップホップいろいろあるわけです。 その中で、ひときわ異彩を放っててそこらの日本のクソ・コンテンポラリー・ダンス以上にコンテンポラリーで素晴らしく素晴らしく胸を打ったのが松山大学ダンス部。この良さは僕には言葉で表現できません。構成力は群を抜いてる。でもたぶん、本人達は特別の気負いはなく、自然に好きなものに影響を受けたり、一人一人が意見を出し合ったり、楽しんでやってる。+少しのきっかけや才能や出会いや小道具が化学反応を起こすんだと思う。 と、松山大を発見した3年前、去年はもう松山大目当てで観に行きまた大感動。どうも特別に僕の弱いところ全て突かれような気がしていた。 で、今年はlog.大阪というウェブ・マガジンの手伝いを夫婦でする話が来てた。それなら、松山大を採り上げたいと、インタビューの申し込みもして、コンクール部門予選、12時9分から6分間の「サイトトレイン」を観に行ったわけです。そわそわしながら。 また、ヤラレタ。これは僕に特に強く訴えてくるのか!終わってロビーに出て、妻に「良かったね」って言いながらこらえてた涙がドゥワー。わけのわからない大感動です。たぶん極私的大感動です。なんていうのすべてがいいっていうの。 インタビューの前置きで妻が「うちのダンナは松山大学の大ファンで今日も終わったら目を真っ赤にしてたから、やさしくしてあげて」って部員達に言う始末。娘が出来て娘を嫁に出すときでもこうは泣けないんちゃうかな。 あと2日やってます@神戸文化ホール 大ホール か 中ホール コンクール部門・松山大学ダンス部作品「サイトトレイン」30日(土) 15:30-18:00の中で時間未定 参加発表部門の松山大学ダンス部作品(未見)は31日(日)12:50頃 (前後する場合アリ) あああああ。観よっ!観た方がいい。 最近、人によー泣いてると思われてる、まあそうやねんけど、3月の漫画版・子連れ狼・読破の時と5月のカエターノ・ヴェローソ来日公演ぐらいですよ。 ▲
by alimylove
| 2005-07-29 19:16
| ダンス
![]() 「d'avant」 サーシャ・ワルツ&Guests 「質量,slide,&,」 白井剛ソロダンス 実はコンテポラリー・ダンス大国、ベルギー6年間の滞在で結構数観たり、手伝ったりしてるのでコンテンポラリーダンスについては意外と造詣が深いのです。やはり、最高峰はドイツのピナ・バウシュとウィリアム・フォーサイスだろうけど、ベルギーにはローザス(アン・テレサ・ドゥ・ケースマイケル)、ウルティマ・ヴェス(ヴィム・ヴァンデケイビュス)という名前の長い著名な人達がおり、僕がそれ以上にピナよりフォーサイスより好きなのが、ベルギーはゲントを拠点とするAlain Platel/アラン・プラテル(振り付け)、Les Ballets C.de la B/レ・バレ・セ・ドゥ・ラ・ベ(舞踊団)の作品群。日本では'Let's op Bach'という作品が一昨年上演されて話題をさらって、これも素晴らしいのだけど、僕は'La Tristella Complice'というのが初体験作で強く印象に残ってる。音楽はクラシック、Henry Purcell をアコーデオン6重奏の生演奏。なのに、舞台上には、その辺のストリートから拾ってきたヤンキー、子供、大道芸人、下町のおばちゃんらノンダンサーとダンサーが入り混じって執り行う不条理絵巻。プラテルは、この素人の強さのミックスが素晴らしく、カンパニーを立ち上げるきっかけとなった、バニョレ国際振り付けコンクールで賞をとった作品が劇場の事務のおばちゃん達にラジオ体操(のようなもの)をさせた作品だという。観たい! ![]() 僕は最後の静けさが不満で爆発的笑いで終わらせて欲しかったけど、かなりの力作。 日本での公演はびわ湖ホールのみ。残念! 「質量,slide,&,」は 白井剛のダンサーとしての資質は伝わってきたのだけど、真面目でコンセプトに重きを置きすぎでで好みではなかった。 ▲
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| 2005-07-27 01:44
| ダンス
![]() ![]() 7月22日(金)大好きショイシャブの大林檎でのライブは夏、意外としっとりバージョン、前回が意外とロックバージョン。2回共見てるとかなり比較が楽しい。ドラム楯川(voordoms)のアルト・リコーダーとサックス岩田のオカリナが優しくていいです、可愛いです。リコーダー、三田村にも導入しようと、観に来ててた三田村の平岡と談笑、平岡くん、リコーダー大得意で小学校の時人気者だったらしい。それは是非。 ▲
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| 2005-07-27 01:42
| 音楽
![]() コーラス(監)クリストフ・バラティエ(出)ジャン=バティスト・モニエ オペラ座の怪人 (監)ジョエル・シューマッカー(原)A.W.ウェバー 「オ」は最初の豪華絢爛さに、これはいけるかと胸を躍らせたが、たぶんミュージカルのかなり忠実な映画化で、もう少し映画的に焼直してよかったのでは、と思う。 「コ」子供を使ったお涙頂戴ものだろうと観たのだけど、その通りなのだけど、歌う少年達に大満足。結構2倍ぐらいあっても、歌に揺られて満足してたかも。映画的にはフランス映画って、って感じなのだけど。 ▲
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| 2005-07-27 01:37
| 映画
![]() 午後、民俗学博物館の研究講演。ロシア(モンゴル寄り)、トゥバ共和国のアンサンブル・エネサイ。葉書で応募する無料企画だったのだけど、お得。探求者達、巻上公一氏と等々力政彦氏の紹介通り、かなりの手練れ者達で民族伝統音楽と言えども、時代に呼応して変化を遂げてる気がする。面白かったのは、弦楽器を掻き鳴らす様がかなり、ウェスタンでメロディも意外と牧歌的だったりして、草原を感じるおおらかななものだった。舞踊も面白く、ダンス評論家の三浦雅士さんが「バレエの起源は騎馬民族」と言ってるそうなのだけど、ホントかろやか。音楽的には「魂系」舞踊的には「土を踏み鳴らす系」を思い浮かべて行ったら、いい意味で裏切られた。ホーミーの超絶技巧にもびっくり。 夜は、ブリッヂでのイベント「緊急告知!」に、出演:DODDODO、磯端伸一、砂十島NANI、堀尾貞治(元・具体)、OPTRUM(伊東篤弘+進揚一郎)、半野田拓 本当に緊急告知なんやろうな、素晴らしい面子なのだけど、告知期間短スギで客はまばら。いつも大好きドッドド(写真)はサンプラー2丁使いドッドド、ドドド。ナニはトラック作ってきてドラムに仁王立ちでカラオケまで披露。オプトロンの爆音+蛍光灯、粋ですよ、15分弱?丁度良い。半野田くんはサンプラー指打ち、また新境地、完成度高し。 ドッドドのナミンちゃんとはアリナミンってユニット組んでるんだけど、久し振りにしたいな。 ▲
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| 2005-07-19 07:49
| 音楽
![]() でらしね (監)中原俊(出)奥田瑛二、黒沢あすか 爆乳Gカップ とろける谷間 (監)荒木太郎 外人妻Xスケベな妹 丸見えエロ騒ぎ(監)渡邊元嗣 しかし何とかならんかなあ、この題名、荒木太郎映画は広く女性にも観てもらえる映画だと思うんだけど、爆乳Gカップでは薦めにくいよなあ、これは原題に関係なく会社で付ける題名。本当は、70代男性とピチピチギャルのちょっとない年齢差のいいラブストーリーなんだけど、「老いらくの恋 ドキドキする年頃」なんて題名にしても入らんわな。 多呂プロ作品にも常連だった、林由美香さんが先月突然亡くなられました。追悼の意を表します。 朝見た蝉の変身のようにまたどこかに舞い戻って来るかなあ。 ▲
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| 2005-07-19 07:19
| 映画
![]() 定番のオープニング曲、「ヴァソーリニャ」を卒業しようと省いたら、やっぱダメ!微妙にテンション上がらない、1部最後に「実は・・・、やっぱりやらせてください!」と、「ヴァソ」やって、それからは、バッチリ、と僕は思いました。ハイ。写真はライブ後にビール片手に音楽のお勉強の三田村のチンドンコンビ、河村光司+井上まり。ところで、三田村の予定が10月23日までない!なんかないですか?出演希望!大阪でワンマンしたいなあ。 ▲
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| 2005-07-19 07:10
| 音楽
![]() インテリ受けするみたいだけど、うんちく長いなあ。もう少しバカバカしかったらいいのに。最近、ビデオで「ザ・ロイヤル・テネンバウム」を観た。僕は「ロイヤル・・・」の方が面白い。妻は「ライフ・・・」の方が面白い、と、でもビデオでいいか、というのが2人の意見。セウ・ジョルジがデビット・ボウイのブラジリアン・カバーをいたるところで歌ってる、というかそれだけの役。セウ・ジョルジファンは必見でございますね。 ▲
by alimylove
| 2005-07-12 23:05
| 映画
7月3日(日)kavcaap@KAVC、神戸アートビレッジセンターで行われていた、エイズ国際会議の最終日のタカミネの「木村さん」 作品上映+トークに遅れて(長距離バスで大阪駅前大渋滞100m進むのに30分掛かってたね)到着、上映には間に合わず、トークのみ拝聴。去年、横浜美術館で展示上映中止がヒドイ話で御存知の方も多いかと思う「木村さん」。
手足を動かすことができない重い障害を持った男性の自慰行為を高嶺格が手伝いビデオに収めたものなのだけど、僕は6~7年前に作品完成直後にタカミネが当時在学してたIAMASで見せてもらって、衝撃を受け号泣して、これは一般に広く観てもらうべき物だと強く思ったのだけど、今回こういう風に上映後に延々トークを繰り広げることには強い疑問を持った。 木村さんとの優しく深い関係と衝撃的な映像の後ですぐに語ることが必要なんやろうか。 僕は、映像中の行為が正しいのか判断つきかねたし、何日間もそれについて考えてた。 そのあいまいな心理状況を通さずに、トークでなんらかの結論が出されるのが腑に落ちない。 後の、kavcaapのアフターパーティーでダムタイプの面々やら懐かしい人達に大勢会ってちょっとしたタイムトリップに陥った。KAVCは頑張ってるなあ。 ▲
by alimylove
| 2005-07-08 02:33
| アート
![]() 梅田哲也 ブリッヂカフェ&カレーでおなじみの梅田君の自作発音機達。へんちくりん。 best music show イラストレイターなどとして大活躍の小田島等と、細野しんいちによるカズー30人!オーケストラ。ビーチボーイズなどの名曲をそのままカズーのみで。素晴らしいです。シンセカズーsaxxyの存在を教えてあげなければ ![]() はたあきお8mm上映会 めっけもん、世界的SLマニアである氏が、約半世紀に渡り撮影し続けてきた世界の蒸気機関車8mmフィルム上映会。フィリピンなどで撮ってきた映像にコメントしつつ、隣では約10名の音楽家がライブ・サウンドトラック。 ふちがみとふなと 渕上純子(vo)と船戸博史(ctr.bass)、京都の至上のデュオ、ふちふな。楽しかった。深い音色。 JON(犬) やっと見れた! 歌う犬。いい。歌いい。容姿いい。Tシャツいい。 秘密博士 どれも、おかしいのだけど、意外と一番可笑しい?ド演歌に声を張り上げ歌唄うDJ歌謡ショウ+踊る岸野雄一の動きがまたいいんです。写真参照。 円盤主催の田口史人さんのパワーとセンスに敬服、田口さんの円盤CDR、沖縄歌謡集とかも購入、これもすごいしぃぃぃ。最近いいライブによく巡り合える。いい時代なんかな? ▲
by alimylove
| 2005-07-08 00:51
| 音楽
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